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寝取られ・寝取り・寝取らせなどをテーマに官能小説を書いています

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奪われた女たち――母は、親友と――・9

「ふーん、そう……ま、いいや。とりあえずそういうことにしておいてあげる……よっ!」
「あ、んんっ、ああぁっ!」
 濡れそぼつ裂け目にいきり立つ肉棒を突き込まれるたび、千織は快感に溺れた声で喘いだ。必死に虚勢を張っているがそんなもの、龍星の剛直が放つ雄の圧力の前にはひとたまりもないことは明白であった。
「っ……ぁ……」
 友樹は胸をかきむしりながら、声にならない呻きを漏らした。
 すぐにここから立ち去ろう。全てを見なかったことにして、何もかも忘れてしまうんだ。
 そんな思考が、真っ白な脳内を細い毛のようにちょろちょろとよぎる。
 だが、友樹は何もできなかった。
 さっき見た夢と同じように身体が固まり、一ミリたりとも動くことができない。悪夢と何も変わらないみじめな状況が、ここには確かな現実として存在していた。
(い、いや、違う……)
 ある意味では、現実の方がよほど悪夢めいているのだ。
 龍星に貫かれている間、母は本気で嫌がるそぶりは一度も見せていない。
 息子である自分の存在を気にはしても、結局最後に口をついて出るのは快楽の淫声。女体の芯をえぐられればえぐられるほど、千織の声は愉悦の色をどんどん濃くしていた。
(それに……)
 息子の目から見ても、母は幸福をたっぷり享受しているように思えた。
 夫を亡くしてから今まで、決して満たされることのなかった「何か」を自分の親友に埋めてもらっている。その事実は、母の顔を見るまでもなく十分理解することができた。
(だとしたら……)
 もはや自分に抵抗するすべはない。
 誰にも強制されることのない自由恋愛の結果として母がこの道を選んだならば、息子である自分に口を挟む権利など、本当にかけらほどもありはしないのだ。
「出すよ、千織さん! お尻に思いっきりぶっかけるから!」
「い、いいわっ! 来て! 龍星くんの、お尻にかけてえぇっ!」
「っ……!」
 なおも続く二人の熱烈な情交を、友樹は唇を噛み締めながら見つめた。
 たった一枚、薄っぺらなのれんを隔てただけの台所が、友樹の目にはとてつもなく厚い壁に阻まれ、踏み込むことのできない異世界に映った。
「かあ、さん……」
 そしてこの時、自分の底から得体の知れない甘美な情動が湧き上がりつつあるのを、友樹はまだはっきりと自覚してはいなかった。


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[ 2017/10/23 12:21 ] 奪われた女たち 母は、親友と | TB(-) | CM(0)

奪われた女たち――母は、親友と――・8

 千織を説き伏せると、龍星は急かすように猛ったペニスをぐりぐりと太腿になすった。
「あっ、りゅ、龍星くんっ……あっ、あぁああっ!」
 一気に挿入まで持ち込まれたのだろう。千織の声が急に大きくなる。
(か、母さん……あんな、簡単に受け入れて……)
 立ったまま男の剛直に貫かれよがる母の姿を、友樹はのれんの隙間からじっと見つめた。
 怒りか、哀しみか、絶望か、それとも――。
 自分でも識別することのできない感情が、空っぽになった頭をぐるぐると駆ける。
「ほら、千織さん。舌出してよ」
 優しく促しながら、龍星がそっと顔を近づけた。
「ん……」
 拒否はおろか、ためらうことすらもせず、千織は桃色の舌先をちろりとのぞかせる。
「ふっ」
「う、んんっ!」
 わずかに見えた入口をこじ開けるように龍星が舌をねじ込むと、千織はたまらず口を割り、陶酔したような顔で唾液の交換に応じた。
「ふっ、んっ……!」
「んぐっ、ちゅっ……!」
 ぴちゃぴちゃと粘り気のある水音に興奮を煽られるように、二人は濃厚なキスを何度となく繰り返していく。
「そら、よっ!」
「んっ、あぅんっ!」
 龍星が千織の服に右腕を突っ込み、反対の腕で左足を抱えた。
 さらけ出された柔らかな脚と、反るようにしなった足の甲でひらひら舞う下着が、朝の光の中で不思議と輝いて見えた。
「かあ、さん……」
 友樹が、微かに声をあげる。
 だが、あまりにもささやかすぎるその叫びは交わる二人の淫らな声にかき消され、結局誰の耳にも届いてくれない。
「ふふ、もうとろとろだね。もしかして千織さん、いつもより感じてる?」
「そ、そん、なっ……」
「そんなことはないって? 嘘はいけないよ、嘘、はっ!」
「んあっ! あぁあっ!」
「だったらこれは何? 千織さんの中がいつもより熱くなってるのはどういうこと?」
「そ、それは……今日、朝から暑くてっ……だからっ……」


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[ 2017/10/22 13:29 ] 奪われた女たち 母は、親友と | TB(-) | CM(0)

奪われた女たち――母は、親友と――・7

 龍星は千織の身体を支える肉感的な一本足を、長い舌でべろべろなめ回した。その手慣れた動作からは、もうすっかり「この場所での責め方」を心得ているのが窺える。
「ほら、もっとこっちにお尻を向けて」
 含むように笑うと、龍星は中腰になってベージュのパンティーをするりと下ろした。
「っ……」
 千織はちらりと後ろを確認して膝を曲げると、熟れた尻肉をそっと龍星の前へと差し出す。
「へへ」
 龍星の骨ばった手が、千織の臀部へと伸びた。初めはすりすり、やがてぐにぐに。同級生は気ままな手つきで、母の張り詰めた桃尻を存分に味わっていった。
「それ」
 女の入口に人差し指を突っ込むと、龍星は円を描くような動きで中をぬたくり出した。
「んっ、あぁっ……」
 敏感な箇所を的確に刺激されているのだろう。千織の声に切なげな色彩が混ざる。
「もうこんなに濡れてるよ。ほんと感じやすいよね、千織さんって」
 人差し指に続いて中指も挿入すると、龍星はさらに念入りに千織の膣内をなぶった。
「う、うぅんっ……そ、そんな、こと……言わない、でっ……」
 いやいやをするように首を振る千織の女陰からは、既に淫らな水がたっぷりとあふれ出していた。指の動きに合わせてくちゅくちゅ奏でられるハーモニーが何とも卑猥で、いやらしい。
「よっと」
 龍星はいったん指を引き抜くと、滴るメスの体液を味見でもするように舐めた。
「んー、まだ少し酸味がきついかな。でも俺、好きだよ。この味も」
 そんな感想を述べると、今度は裂け目に口をあてがい、直接愛汁をすすりにかかる。
「んんっ!」
 裂孔に舌が触れた途端、千織のあごがバネでも仕掛けたようにぴょんと跳ねた。
「おぉ……んふっ、ぐふっ……」
「あ……いやっ……あぁっ……」
 龍星の喉が美味そうに鳴るたび、千織の上半身もそれに呼応してくねくねとよじれる。
「あー。もう、たまんね」
 立ち上がった龍星が、千織の腕をつかんで後ろから身体を密着させた。
「ま、待って、龍星くん……今日は、友樹が……」
「ん? それがどうかした?」
「ど、どうって、その……見られたりしたら……」
「いいじゃん、別に。友樹だってもう子供じゃないんだからさ。分かるでしょ、それくらい。ていうか俺、朝勃ちのままここに来ちゃってるからさ。もう我慢できない」


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[ 2017/10/21 11:52 ] 奪われた女たち 母は、親友と | TB(-) | CM(0)

奪われた女たち――母は、親友と――・6


「……母さん!」
 大声で叫びながら、友樹は布団からがばっと跳ね起きた。
「あれ……?」
 周囲を見回し、状況を確認する。
 ここは二階にある、自分の部屋だ。庭の木に止まった小鳥の鳴き声が聞こえる。カーテンの隙間から漏れた夏の朝日が目に眩しい。
「う……」
 不快な感触に気づいて、友樹は股間にもぞもぞと手を伸ばした。大量の汗に混じって、白い粘汁がべったりとパンツにこびりついている。
「最悪だ……」
 吐き捨てるように呟いた。
『俺、千織さんと……お前の母さんと、付き合ってるんだ』
『わたしも、好き。龍星くんのこと、とっても大事に思ってる』
 ぼーっとした寝起きの頭に、龍星と千織の言葉がまざまざと蘇ってくる。
「くっ……」
 やりきれない思いで、胸がいっぱいになった。いきなりあんなことを言われたから、こんなひどい夢を見たに違いない。
「いっそ、全部夢だったらいいのに……」
 そんなことをぼやきながら、友樹は洗濯がてら水でも飲もうと一階の台所に向かった。
「あ、やっ……」
 古びたのれんの向こうから、千織の声が聞こえる。会話ではない。明らかに艶色が混じった感じの、ひそめるような声音だ。
(母さん……?)
 目を細めて、そっと中の様子を窺ってみる。
(なっ……!)
 一時停止のボタンでも押されたように、全身がぴたりと止まった。 
「あっ、あんっ……」
 目に飛び込んできたのは龍星にスカートをまくり上げられ、台所の縁に片足を乗せた状態で下半身を弄ばれる千織の姿。
(な、何やってるんだよ、こんな朝っぱらから……)
 友樹は食い入るように台所の情事を見つめた。激情で今にも我を忘れそうなのだが、視線はなぜか眼前の痴態にへばりついたまま一向に離れようとしない。
「へへ、何度見ても最高の眺めだよな、これ。千織さん、ほんと美味そうな足してるし」


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[ 2017/10/20 12:10 ] 奪われた女たち 母は、親友と | TB(-) | CM(0)

奪われた女たち――母は、親友と――・5

 今すぐ、龍星を殴り飛ばしてでもこの乱暴なまぐわいを止めたいが、いかんせん身体が言うことを聞かなかった。まるで見えない縄にでも縛られたように固まって、ぴくりとも動こうとしない。
「にしても、ほんとエロいケツしてんな、おばさん。見てたら何かむかついてくる、ぜっ!」
 ぷりんとした千織の尻っぺたに、龍星が痛烈な平手打ちを浴びせる。
「ひいっ!」
「お、いい鳴き声だ! ほら、もっと鳴け! そら! そら! そら! そらぁ!」
「ひっ! ひぃっ! いや、いやああぁっ!」
 調子に乗ってはたきまくる龍星に、千織は普段の柔和な姿からは想像もつかない金切り声をあげた。丸く豊かな臀部が手形にまみれ、みるみるうちに猿の尻みたいな朱へと染まる。
「出すぞ、出すぞ! 中に出すぞ、おらぁ!」
 龍星は絶叫しながら大きく足を開き、膝を直角に曲げた。間違いなく、射精に向けた本気のピストンだ。
「ひ、んっ! んぁあっ! なっ、中は! 中はだめええっ!」
「うるせえっ! 生中出しじゃなきゃヤる意味ねえだろうが!」
 半狂乱でわめく千織にそう言い放つと、龍星は凶暴な肉塊をさらに奥へと突き立てた。
「ひひ、ふん、ふん、それ、それ、そぉれ!」
「や、だ、ダメ……う、あっ、あん、ああぁっ!」
 スパートをかけるように剛直を叩き込まれ、千織の嬌声が一気に激しさを増す。
 ――そして、その瞬間。
「おらおらおらおらおらぁっ!……う、うぉうっ!」
 龍星の動きが、急ブレーキをかけられた自動車のようにがくんと止まった。
「くっ、くぉっ、おぅ……」
 勢いよく頭を持ち上げると、不気味な奇声を吐き散らしながら、びくっびくっと何度も身を震わせる。
「あっ、あん! あぁあんっ!……あ、あつ、い……」
 龍星の律動に合わせてしなやかな肢体を引きつらせると、千織は恐怖と悦楽がごちゃまぜになったようなささやきをぽつりと地面にこぼした。
(あ、あいつ、本当に中に……!)
 友樹は、身体にある全ての器官がぐらぐら煮えたぎるような感覚に襲われた。
 怒りに屈辱、絶望と無力感。様々な感情がるつぼのように入り混じって、乱れ打ちにされた早鐘みたいにがんがんと鼓動が鳴る。
(か、母さん……)
 絶頂に身悶えする千織の嬌態が、みるみるうちに闇の向こうへ遠ざかっていった。


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[ 2017/10/19 11:57 ] 奪われた女たち 母は、親友と | TB(-) | CM(0)

奪われた女たち――母は、親友と――・4

 ふくよかな双丘が織りなす魅惑の谷間に顔を埋めると、龍星は横から挟み込むように何度も柔肉を持ち上げてみせた。
「あっ、あぁんっ! やっ! いやぁっ!」
「むぉっふ、ほんとすげーな、これ。柔らけーし、服の上から見るよりずっとでけーし」
 艶のある長い黒髪を振り乱して抗う千織とは対照的に、たわわな両乳を堪能する龍星の姿はいかにも余裕たっぷり。
「へへ、たまんねー。もう我慢できねーわ、俺」
 鼻息を荒げながら身体を起こすと、龍星は千織を腰から持ち上げ、犬のような四つん這いにさせた。
「じゃあ、そろそろ入れちゃうからね」
 いきり立ったペニスを手に取ると、的でも絞るように女の秘部へ押し当てる。
「ま、待って。ゴム、ゴムをっ……!」
「いるかよ、そんなもん……ふんっ!」
 哀願に耳を貸すこともなく、龍星は一気に腰を前へと突き出した。
「あ、うぅっ!」
 肉根の侵入と同時に、千織の声が一オクターブ跳ねる。むっちり脂の乗った女体が悩ましくのけ反り、しなやかな白い首が右に左にと妖艶な軌跡を描いた。
「そら、そら、そら、そら!」
「あ、んっ、あ、あぁっ!」
 ドリルで拡張するような龍星の抽送に、千織はたまらず甘声をあげ始める。
「どうだ? 俺のは。友樹のよりすごいだろ?」
「う、うぅんっ……!」
 龍星がペースを落として膣内を攪拌すると、千織は言葉にならない喘ぎで応えた。
「あ? 何だ? ちゃんと言ってみろ、おら」
 荒い口調で言うと、龍星は千織の肉豆をひねり潰すようにきゅっとつまむ。
「ひっ、ひいぃっ! い、いいです! 友樹のなんかより、ずっといいです!」
 そう叫んだ瞬間、千織の肉唇からはさらに淫らな汁があふれ出した。生臭く猥褻な香りが、まるで媚薬のスプレーのみたいにふわっと周囲に飛び散る。
「そうだろうそうだろう! サイズも硬さも、この俺があんなフニャチン野郎なんかに負けるわけないよな! ははっ! はははっ!」
 嗜虐の光を両眼にたたえながら千織の双乳をわしづかみにすると、龍星は勝利の雄叫びでもあげるように大声で笑った。
「ぐっ……!」
 友樹はぎゅっと奥歯を噛みしめたまま、何もできずその場に立ち尽くす。


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[ 2017/10/18 12:01 ] 奪われた女たち 母は、親友と | TB(-) | CM(0)