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寝取られ・寝取り・寝取らせなどをテーマに官能小説を書いています

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奪われた女たち――母は、親友と――・15

「ぅ……」
 しかし、着けたと同時に龍星は苦悶の声をあげてしまう。
 ちょっと、いや正直かなり苦しかった。着けられないことはないが、自分で買うなら確実にもう一回り大きなサイズを選ぶところだ。
(く、くそっ……)
 くしゃくしゃに顔を歪めて、必死にこらえる。
 もしかしたら一生に一度かもしれないこの大チャンス、たかがコンドームのサイズごときでふいにするわけにはいかない。
「い、いくよ」
 血がせき止められるような圧迫感を我慢して、千織のヴァギナに一物をあてがう。
「ん……」
 覚悟を決めたように、千織がそっと目を閉じた。
「くっ……」
 ほんのり汗ばんで色っぽい千織の顔を見つめなから、龍星はおもむろに挿入を始める。肉をめりめりと押し裂いていく感触が、ゴム越しでも生々しく伝わってきた。
「ん、んんっ……あんっ……」
 千織は眉をしかめながら、痛みを逃がすように何度も首を横に振った。ぷりぷりと厚い肉のカーテンが、うごめくように龍星のペニスにまとわる。
「お、おばさん!」
 自分の全てが呑み込まれたと同時に、龍星は激しく腰を振り始めた。
 中の感触を味わっている余裕はない。後から後から湧き上がるこの激情を抑えるなど、どうあがいてもできそうになかった。
「お、おばさん! おばさん! おばさぁんっ!」
 抽送はどんどん激しさを増し、やがて粗暴なほど力任せのピストンへと変貌していく。
「んっ! あっ! あぁっ! ああぁっ!」
 長い髪を振り乱して淫らな声をあげる千織の姿は想像をはるかに超えていやらしく、普段の落ち着いた様子とはまるで別人だった。
 初めて見る姿、初めて聞く声、そして初めて味わう膣の感触。
 女の肉体に五感の全てを刺激され、龍星はみるみるうちに射精へと導かれていく。
「う、うあっ、で、出る!」
「ん、んんっ! い、いいわ! きて! きてぇっ!」
「……くぁっ!」
 下腹部の奥から衝き上げるような絶頂感に襲われた直後、びくびく、と身体が震えた。
「あ、あぅ……う……」


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[ 2017/10/29 13:37 ] 奪われた女たち 母は、親友と | TB(-) | CM(0)

奪われた女たち――母は、親友と――・14

 千織が大事な部分をあてがうように、優しく腰をくねらせてくれる。
「んっ」
 龍星は千織の股に手を差し込むと、平泳ぎの要領でむちむちと肉づきのいい両脚を軽く外に押し開いた。
「あんっ」
 塞がっていた柔肉の隙間から、神秘の割れ目がぱっくり顔をのぞかせる。
「う、うわ……」
 思いっきり、凝視してしまった。
 さらけ出された千織の秘貝は、年齢に似合わぬ瑞々しさを保っていた。子供を産んでいるというのにたるみもなく、どこか乙女っぽさすら感じる形状をしている。
「む、むぅっ!」
 龍星は襲いかかるように千織の恥部へむしゃぶりついた。
「ん、んんっ!」
 突然の荒々しい舌技に、千織は身を悶えさせながら鋭い呻きを発する。
「んっ、もふっ、んふっ……!」
「んっ……あっ、ああっ……」
 頭をのけぞらせる千織の様子を上目遣いに確認しながら、龍星は薄い肉のひだとその裏側に隠れる鮮やかなサーモンピンクのコントラストを堪能した。熟れた女の芳ばしい香りが全身の血液をとめどなく沸騰させてくれた。
「え、えっと……」
 女穴がたっぷり潤ったのを確かめると、龍星はいそいそバスローブを脱ぎ捨て、千織の上にのっそりと覆いかぶさった。
「じゃ、じゃあ……」
 入口を確かめると、ぎこちない動きで滾ったペニスをぐっと押しつけてみる。
「えっ?」
 一瞬、千織がぎょっとした顔になった。
「こ、こんな、おっきいの……?」
「え?」
「い、いいえ、何でもないわ。それより、これ……」
 きょとんとする龍星をよそに、千織は枕元に置かれたコンドームの箱へと手を伸ばす。
「あ、ああ、そっか。ごめん」
 龍星は小声で謝ると、おとなしく差し出されたコンドームを装着にかかった。
 危ないところだった。生のセックスに興味がないと言えば嘘になるが、好きな女性の身体を思いやるのはそれよりもはるかに大事なことだ。


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[ 2017/10/28 11:21 ] 奪われた女たち 母は、親友と | TB(-) | CM(0)

奪われた女たち――母は、親友と――・13

 現れた裸体は、とてつもなく美しかった。
 シミひとつない色白のきめ細やかな肌が目に眩しい。元からメリハリの効いたスタイルではあるが、こうして服を脱いでみるとそれがますます際立って見える。
(す、すげー……)
 瞬き一つさえも、できそうになかった。
 まぶたはテープを貼られたように落ちるのを拒み、視線はボンドで固めたかのように千織の身体を離れようとしない。
「お、おばさん!」
「あっ、あんっ!」
 龍星はいきなり千織を押し倒すと、目の前に弾む丸みを帯びた肉塊の狭間にむにゅりと顔を埋めた。
「うお……」
 あまりの柔らかさに、思わず声が裏返ってしまう。
 千織の乳房は年齢相応にやや垂れてはいるが、それでも萎れることなく極上のふくよかさを保っていた。大きめの乳輪は性的な生々しさを実感させる濃い茶色で、真ん中に付いた突起はいかにも男の欲情を誘う、吸いやすそうな形状をしている。
「ふっ、ふはっ、ふ、むふっ」
 龍星は丸い丘陵にうっすらにじんだ汗を丹念に舐めとると、左手で右乳をこねながら反対の乳首をちゅぱちゅぱ音を立ててねぶり回した。
「んっ! ん、んんっ……」
 忍ぶようにこぼれた千織の声が、痺れるような陶酔感とともに龍星の胸をくすぐる。
「はっ、はぁ……うぅんっ……」
 しばらく愛撫を続けるうちに、千織の息遣いが乱れてくるのが分かった。生暖かい女の息に顔をなでられ、股間が狂おしいほどの硬さで膨張を続けた。
「おっぱい、好きなの?」
「う、うん」
 事実、千織の乳房は何とも魅力的だった。吸い付いたら二度と離したくない。そう思わせる魔力が、確かにこの豊乳には秘められていた。
「そうよね。男の子だもんね。でも、それだけでいいの?」
 誘うように、千織が目線を下に向ける。
「え、えっと……」
 誘導されるままにじりじりと身体の位置をずらすと、龍星は目の前に現れた股間のしげみにそっと口を近づけてみた。
「ん、もうちょっと……」


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[ 2017/10/27 12:02 ] 奪われた女たち 母は、親友と | TB(-) | CM(0)

奪われた女たち――母は、親友と――・12

 しなやかな細い腕が、すっと襟元に伸びてきた。
「え……」
 自然、深い胸の谷間が龍星の視界にぽんと飛び込んでくる。
 まろやかな曲線を描く柔肉の双丘は今にも飛び出してきそうなほど弾力的だが、同時に少し触れただけで溶けてしまいそうな繊細さも兼ね備えていた。
「う……」
 魅惑の乳房が放つあまりの艶めかしさに、龍星はついごくりと喉を鳴らしてしまう。
「ん? どうしたの?」
「あ、いや、だ、大丈夫。少しきついけど、どうせこれはすぐ脱ぐし……あ」
 口にしたそばから、己の言葉を激しく後悔した。
 こんなの、まるでやることしか頭にない中学生みたいではないか。いくら初めてといっても獣になってはいけない。ここで千織に嫌われては、何もかもが台なしになってしまう。
「え、えっと、その……」
「ふふ、いいのよ。そのためにこうしてるんだもの」
 挙動が怪しくなる龍星をなだめるように、千織はそっと頬に手を当ててくれた。その母性に満ちた温かい笑顔は、抑えていた雄の本能を爆発させるには十分すぎるほど、十分。
「お、おばさん……」
 龍星は噛みつくような勢いで、淡桃色の口唇に顔を寄せた。
「大丈夫よ、焦らないで」
 ささやくように言うと、千織はまだ湿り気が残る茶髪をさらりとなでながら、ゆっくり唇を合わせる。
(うわ……)
 吸い込まれるような感触に、龍星の頭は一瞬でのぼせ上がった。
「んっ……」
「ん、んぐっ……」
 自然と、互いを求めるように舌を絡める。
「ふう……」
「う、ん……」
 長く濃厚な口づけの後、二人はどちらからともなく顔を離した。新月を思わせる弧を描いた細い唾液の筋が、すっと糸を引くように両者の顔をつなぐ。
「ん……」
 千織がキャミソールと、それに色を合わせたらしい黒の下着をおもむろに脱いだ。
「うわ……」
 龍星は感嘆の声をあげて、目を見開く。


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[ 2017/10/26 12:18 ] 奪われた女たち 母は、親友と | TB(-) | CM(0)

奪われた女たち――母は、親友と――・11



 畳に正座した龍星が、神妙な面持ちで千織と向き合っている。
 足元に敷かれた布団は当然のように一組。この状況が、これから行うことの意味をいやでも思い知らせてくれる。
「そ、その……本当にいいの? 龍星くん」
 落ち着かない様子で話しかけてくるのは、千織。
 丈の長い純黒のキャミソールから伸びた足を横に揃え、見えない壁にしなだれかかるように座っている。着痩せするタイプなのか、服の上から見るより胸や腰回りがむちっとしており、その妖艶さがまたむらむらと男の劣情を誘った。
「初めての相手がこんなおばさんなんて、後悔するんじゃない?」
「そ、そんな!」
 不安そうに尋ねる千織に、龍星は思わず声を荒げて答えた。
「後悔なんて、そんなことは絶対にない! お、俺にとっておばさんは、全部、その、ど、どストライクだから!」
 言い終えると同時に、顔がかーっと火照るのが分かった。
 生まれた直後から両親がおらず、親戚の家をたらい回しにされる環境で育ってきたせいか、自分の気持ちを伝えるのはどうも苦手だ。
 こんな言葉では、全然言い足りなかった。
 千織がいかに魅力的な女性か。そして自分がその美しさにどれほど胸を焦がしているのか。肝心なことをまるで伝えられない己の無力を、龍星は歯ぎしりをして呪った。 
「どストライク、か……うふふ、そんな直球で来られると何だか照れちゃうわね」
 しかし千織の方はまんざらでもなかったようで、若い男の拙い賛辞をはにかむような笑顔で受け止めてくれた。
「それにしても……」
 黒目がちの瞳が、ちらりと下に動く。
「土木のお仕事、やってるのよね? 龍星くん。さすが、すごくいい体格してる」
「あ、ありがとう。最近は管理の仕事も増えてきたから、少したるんでるけど……」
 千織の言葉に頭を下げると、龍星は何やら急に恥ずかしくなって目を逸らした。ほんのりと粘り気を含んだ女の視線に、胸板のあたりがじんわりと熱を帯びる。
「っ……」
 気を紛らわせるようにあちこち目を泳がせてみるが、所詮はこじんまりとした八畳の客間。結局落ち着く先は、滑らかな曲線を描く千織の肉体しかなかった。
「あの人のバスローブなんだけど、ちょっと小さかったかしら、それ」


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[ 2017/10/25 11:40 ] 奪われた女たち 母は、親友と | TB(-) | CM(0)

奪われた女たち――母は、親友と――・10

          3 龍星、回想

 再会は、本当にただの偶然だった。
「あら?……ひょっとして、龍星くん?」
 駅の構内でそう声をかけてきた千織は、昔と変わらず明るくて綺麗な大人の女性だった。
「お……おばさん?」
 千織を見た時、龍星の胸に沸き起こった感情はまず懐かしさ。そしてかつてほのかに憧れた女性と再会できたという純粋な喜び。
「立ち話もなんだし、ちょっとそこの喫茶店でお茶でもしましょうか。龍星くんの近況とかも色々聞かせてほしいし」
「うん、いいね」
 だから、お茶に誘われても二つ返事でついていった。
 やましい気持ちなど、あるはずもない。
 互いの近況報告と軽い世間話でもして、それで終わり。本気でそう思っていたのだ。
 ――千織の口から、あの言葉を聞くまでは。
「友樹は元気?」
「ええ、多分」
「多分?」
「あの子、今遠くの大学に通っていて、連絡も全然ないから……メールくらいはできるけど、勉強の邪魔をするようでこっちからは何となく出しにくいし……」
「……」
 淋しそうに語る千織を見つめるうち、龍星は自分の中で何かがごとりと動くのを感じた。
「だから龍星くんを見かけた瞬間、おばさんすぐに声かけちゃった」
「そっか。嬉しいよ、俺、こうしておばさんと話ができて、本当にすごく嬉しい」
 自分でも驚くほどに、迷いはなかった。憧れのまま消えたはずの淡い思いは、いつしか現在進行形の恋愛感情へと上書きされていた。
 二人が男女の仲になるまでに、長い時間は必要なかった。
 龍星はできるだけこまめに連絡を取るように心がけたし、千織もあれこれと理由をつけては二人で同じ時間を過ごせるように気を遣ってくれた。
 軽薄そうな見た目で誤解されがちだが、龍星は童貞だった。
 奥手な性格の上に、中学卒業後に就職したのは男だらけの小さな土木会社。恋愛につながる出会いなど、とうてい望めるはずもなかった。
 だから、千織と結ばれた時は本当に嬉しかった。
 数多く身体を重ねた今も、初めて千織を抱いた日のことは鮮明に思い出すことができた。


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[ 2017/10/24 12:11 ] 奪われた女たち 母は、親友と | TB(-) | CM(0)