千織が大事な部分をあてがうように、優しく腰をくねらせてくれる。
「んっ」
龍星は千織の股に手を差し込むと、平泳ぎの要領でむちむちと肉づきのいい両脚を軽く外に押し開いた。
「あんっ」
塞がっていた柔肉の隙間から、神秘の割れ目がぱっくり顔をのぞかせる。
「う、うわ……」
思いっきり、凝視してしまった。
さらけ出された千織の秘貝は、年齢に似合わぬ瑞々しさを保っていた。子供を産んでいるというのにたるみもなく、どこか乙女っぽさすら感じる形状をしている。
「む、むぅっ!」
龍星は襲いかかるように千織の恥部へむしゃぶりついた。
「ん、んんっ!」
突然の荒々しい舌技に、千織は身を悶えさせながら鋭い呻きを発する。
「んっ、もふっ、んふっ……!」
「んっ……あっ、ああっ……」
頭をのけぞらせる千織の様子を上目遣いに確認しながら、龍星は薄い肉のひだとその裏側に隠れる鮮やかなサーモンピンクのコントラストを堪能した。熟れた女の芳ばしい香りが全身の血液をとめどなく沸騰させてくれた。
「え、えっと……」
女穴がたっぷり潤ったのを確かめると、龍星はいそいそバスローブを脱ぎ捨て、千織の上にのっそりと覆いかぶさった。
「じゃ、じゃあ……」
入口を確かめると、ぎこちない動きで滾ったペニスをぐっと押しつけてみる。
「えっ?」
一瞬、千織がぎょっとした顔になった。
「こ、こんな、おっきいの……?」
「え?」
「い、いいえ、何でもないわ。それより、これ……」
きょとんとする龍星をよそに、千織は枕元に置かれたコンドームの箱へと手を伸ばす。
「あ、ああ、そっか。ごめん」
龍星は小声で謝ると、おとなしく差し出されたコンドームを装着にかかった。
危ないところだった。生のセックスに興味がないと言えば嘘になるが、好きな女性の身体を思いやるのはそれよりもはるかに大事なことだ。
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