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寝取られ・寝取り・寝取らせなどをテーマに官能小説を書いています

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奪われた女たち――母は、親友と――・21

 龍星は苦笑を浮かべると、困ったように首を傾げた。
「あのね、千織さん」
 両手でしっかり千織の手を包むと、真剣な表情で懇々と語る。
「確かに千織さんは俺より年上だよ。でもそんなのは何の問題にもならない。俺はいつだって千織さんが一番綺麗で、素敵で、魅力的だと思ってるんだ」
「う……うん」
 若い男の情熱的な言葉を、千織は頬を火照らせ、目を潤ませながらじっと聞いた。
(もしかしたら……)
 自分はいつでもこういう言葉を聞いていたいのかもしれない。
 そんな考えが、頭の奥をよぎる。
「魅力的な年上の女」であることは、長い間一人の母でしかなかった千織にとってハードルの高い要求だ。
 龍星の初めてをもらった時はうまくやれた気もするが、それは相手が女慣れしていなかっただけのこと。龍星が男としてどんどん成長するにつれ、自分一人置いていかれるという不安は増すばかりだった。
(だから……)
 自分はいつも、龍星を試すようなことを言ってしまうのかもしれない。
 歯の浮くような台詞を大真面目な顔で何度でも言ってくれる龍星を前にすることで、揺れる自分を少しでも落ち着かせてやりたいのかもしれなかった。
(ダメね、わたしったら……こんな若い子相手に甘えちゃって)
 つい、自虐的な気分になってしまう。
(でも……)
 それが、鰐渕龍星という人間の魅力なのだ。
 見た目は軽そうだが、実は他人の気持ちをちゃんと考えられる聞き上手。息子の同級生とは思えない包容力、度量の広さは男として文句なしのレベルと言っていい。
(だったら……)
 できる限り、応えてあげたい。
 偽りのない気持ちとして、千織はそう思う。
 龍星はこんな自分に魅力を感じて、それを最大限の態度と言葉で表現してくれているのだ。一人の女として嬉しくないはずはなかった。
「だからさー、ほら、見せてよー」
「もう……ほんとにエッチなんだから……」
 せかす龍星に口を尖らせて応じると、千織は観念したようにスカートへ手を伸ばし、ブラとセットになった純白のパンティーをさらけ出した。


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[ 2017/11/04 11:55 ] 奪われた女たち 母は、親友と | TB(-) | CM(0)

奪われた女たち――母は、親友と――・20

          4 千織の思い

 龍星くんが、ちょっといやらしい。
 千織は最近、そんなことをよく考える。
 付き合い始めた当初は若い男の子らしい獰猛なセックスばかりだったのだが、近頃はどこで覚えたのか、まるで中年のおじさんみたいなねっとりした責め方を混ぜてくるようになった。
 今、この脱衣所でもそうだ。
「ほら、早く見せてよ、千織さん」
「う、うん……」
 千織は表情を強張らせながら両腕を上げ、清楚に着こなされたブラウスに手をかける。
 上から順にボタンを外すと、弾けそうな胸元が徐々に開いた。
 たわわに熟した乳房をしっとりと包み込んだ白いレースのブラが、服の隙間からちらちらと見え隠れする。
 はらりと、ブラウスが落ちた。
「うぅ……」
 千織の顔が、羞恥の朱に染まる。ストリップ、というのだろうか。こんな真似をさせられたことなど、当然だが今までの人生で一度もない。
「ほうほう」
 寝ぼけたフクロウのような声でにやにやと笑いながら、龍星はぎらついた男の視線を千織の胸にまとわりつかせる。
「じゃあ、次は」
 しばらく上半身を這い回った目線が、すとんと下半身に落ちた。
「もう……龍星くんったら、こんなことさせて……」
「いいじゃん。千織さん、とっても綺麗なんだし」
「っ……」
 そんな風に言われてしまうと、千織としてはもう黙るしかない。
 千織にとって、龍星の「綺麗」はほとんど殺し文句なのだ。
 求めてくる行為自体はおじさんっぽくても、その眼差しはどこか幼くて憎めない。だから、こんな恥ずかしい要求だってついつい受け入れてしまう。
「で、でも……」
 今日は反論が口をついた。
「若い子ならともかく、こんなおばさんのなんて……」
 こぼれ出たのは、いつも心の奥にわだかまっている、不安。
「やれやれ、何回言えば分かるのかな」


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[ 2017/11/03 11:54 ] 奪われた女たち 母は、親友と | TB(-) | CM(0)

奪われた女たち――母は、親友と――・19

「あ、ああ……片付けものしたら入るって」
「ふーん、そっか。じゃあ俺も入ろうかな……一緒に」
「……!」
 挑発するように言ってやると、友樹はあからさまに嫌そうな顔をした。一見穏やかだが根は結構感情的なあたり、昔とちっとも変わっていない。
「お前も入るか?」
「い、いや……いいよ……」
「へへ、そうか。じゃあ失礼させてもらうよ。いやー、さっきまで千織さんのこと考えてたらもうギンギンでさ。思い出し勃起っていうのか? これ。思い出し笑いみたいな感じでさ」
「し、知らないよ、そんなの……」
 困った顔でうつむく友樹に、龍星はなおもたたみかける。
「まあ、入りたかったらいつでも言えよ。俺はいつも一緒だからさ。譲ってやってもいいぜ。親子水入らずで風呂ってのも悪くないだろ? たまには」
「っ……」
 怒ったように眉をしかめたきり、友樹は黙り込んでしまった。
(ちょっときつすぎたかな?)
 親友の心情を想像しながら、龍星は心の中でぺろりと舌を出す。
 友樹が千織に対して直接的な行動に出られないことは龍星にも分かっていた。あの性格ならせいぜい台所でのセックスをのぞくくらいが関の山。そういう意味では指をくわえて見ていることしかできない親友をかわいそうに思わないでもない。
(でもなあ……)
 その一方で、この事態は友樹の自業自得だという冷ややかな気持ちも、龍星の中には確かに存在していた。
 そもそも千織を置いて遠くの大学へ行くという選択自体、龍星には全く理解ができない。
 友樹は親孝行のつもりだったのかもしれないが、龍星からすればその行為は千織の優しさに甘えただけの、子供っぽい勝手な振る舞いにしか見えなかった。
「大事な人の傍からは離れちゃダメだ。ろくに顔も見れない、話もできないじゃどうしたって寂しくなるに決まってるだろ」
 面と向かってそう説教してやりたくなるくらい、友樹は置いていかれる千織の心情に対して無頓着に思えた。
(あんな綺麗な人、油断したら虫がつくに決まってるのにな)
 自分の立場も顧みず、龍星はそんなことを考える。
 結果として千織を射止めることができたものの、自分だって一歩間違えればみじめな敗者になっていた可能性は十分すぎるほどにあるのだ。
(だからこそ……)
 絶対に、手離したくはなかった。
 誰が何と言おうと、千織の隣にいるのは自分だけ。
 いつまでも、ずっと、この女性(ひと)とともに。
 龍星の決心は、駅で再会したあの日から今この時に至るまで、全く、ほんのわずかにさえも揺らぐことはなかった。
「あー、もう我慢できないや」
 自らの手でつかんだ幸せの味を噛みしめながら、龍星はすっくと立ち上がる。
「じゃあ俺、ちょっとすっきりしてくるから。友樹もどうぞごゆっくり」
 それだけ言い残すと、脱衣所に入った千織の背中を追いかけるようにすたすたとリビングをあとにした。
「っ……!」
 背後から、友樹の刺すような視線を感じた。


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[ 2017/11/02 11:52 ] 奪われた女たち 母は、親友と | TB(-) | CM(0)

奪われた女たち――母は、親友と――・18

「ふっ、んっ、んんっ」
「ん、ちゅ、んちゅっ」
 ダンスを踊るように舌を絡ませながら、二人は互いの口を余すことなく舐め尽くしていく。
「ち、千織さん、俺、俺、もうっ……」
 キスの間もひたすら動かし続けていた腰を、龍星はさらに激しく振った。こみあげる射精の欲動は、もはや限界寸前にまで膨張していた。
「ん、いいわっ、龍星くん! そのまま、そのまま中に……きてっ!」
「えっ……!?」
 龍星は一瞬自分の耳を疑った。千織の口からそんな言葉が飛び出してくるなど、今の今まで考えもしなかったのだ。
「ふ、ふぉおっ!」
 たがが外れたのが、自分でも分かった。
 常識とか優しさとか、そんなものは全部どこかへ吹っ飛び、あとには純粋な獣の欲望だけが剥き出しのまま残されていた。
「い、イくよ、千織さん! 俺、千織さんの中で、イくよっ!」
 肉棒を駆け上がる己の分身たちに急かされるように、龍星が叫ぶ。
「いいわっ、来て! 龍星くん、来て、来てぇっ!」
 燃え盛る男の欲望を受け止めようと、千織は膣肉をさらに絞ってその時を待った。
「あ、あうっ……う、うぅっ……」
「あ、あぁっ、ああぁーーーっ!」
 身体の芯を引っこ抜かれるような凄まじい射精感とともに龍星が白濁を放出すると、千織はそれにタイミングを合わせるように絶頂を迎え、この日一番の嬌声を上げた。


「あ……」
 龍星の回想を遮るように、友樹が部屋に入ってくる。
「……」
 何とも言えない複雑な目を、リビングのソファーに座る龍星へと向けた。
(やれやれ)
 龍星はそっとため息をつく。
 友樹としては、実家のリビングに図々しく居座る同級生が疎ましい心境なのかもしれない。だが、こっちは忙しい仕事の合間に恋人の家を訪れているのだ。長い夏休みがある大学生とは必死さが全然違う。
「千織さんは? もう風呂入った?」


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[ 2017/11/01 11:54 ] 奪われた女たち 母は、親友と | TB(-) | CM(0)

奪われた女たち――母は、親友と――・17

「う、うん。まあ、ちょっと」
「そう……そうよね……すごく苦しそう、だもんね……」
 千織は少しの間考え込むと、やがて意を決したように頷き、龍星を正面に見据える。
「じゃあ、いいわよ。次は直接で」
「……え?」
「元々そんなに危ない日でもないし……二回目だから薄くなってるだろうし……ちゃんと外に出してくれれば……」
 目を丸くする龍星をよそに、千織は何となく言い訳じみた口調で、それに似合わない大胆な言葉を口にした。
「ほ、本当に、いいの?」
「……ええ、いいわよ。さ、どうぞ」
 千織は両手両膝をついて尻を上げると、いきり立つ龍星を迎え入れるようにそっと割れ目を差し出してきた。
「お、おばさん!」
「あ、あんっ!」
 むわんとしたメスの香りが匂い立つ秘肉を、肉の棒が一気に串刺しにする。
「う、うわっ。何これ……」
 思わず、声が漏れた。
 ねっとりとまとわりつく肉ひだの感触と、男の全てを包み込むような温かさ。ゴム付きとはまるで次元の違う刺激が、痺れるような興奮とともに龍星を襲う。
「お、おばさん! おばさん!」
 龍星は千織の丸く柔らかな尻を、ぱんぱんとめった突きにした。全身を呑み込まれるような感覚を味わいながら、制御を失った機械のように激しく腰を振り続ける。
「あ、あんっ、り、龍星くん、す、すごっ……いぃっ」
「ふ、ふぅっ……!」
 四つん這いでよがる千織に背中からのしかかると、龍星は寝バックの体勢に持ち込んで首をひねるように横へ向けた。
「お、おばさん……」
 求めるように、唇を近づけてみる。
「名前で呼んで、龍星くん……おばさんじゃなくて、わたしのこと、名前で……」
 ささやくような千織の声と熱を帯びた艶めかしい吐息が、龍星の頬をそっとなでた。
「ち、千織……さん」
「ん……」
 呼びかけに応えるように千織が目を閉じると、龍星はすぐさまその唇を塞ぎにかかった。


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[ 2017/10/31 12:02 ] 奪われた女たち 母は、親友と | TB(-) | CM(0)

奪われた女たち――母は、親友と――・16

 動物のように呻きながらペニスを抜くと、龍星は脳髄がびりびり痺れるような絶頂の余韻を味わいながら、千織の横にどさりと倒れ込んでしまう。
「ふふ、いっぱい出たわね」
 上気した顔に妖艶な笑みを浮かべながら、千織が優しく頭をなでてくれた。
「じゃあ、お掃除しましょうか」
 身体の向きを変えると、龍星の膝を軽く開いて股ぐらに顔を寄せる。
「……あら?」
 そう呟いた後、しばらく何かを考え込んでいた千織だが、すぐ気を取り直してコンドームの後始末を済ませた。
「じゃあ、いくわね」
 フェラチオが始まる。
 初めは亀頭を、尿道に残った精子を吸い出しながら丁寧に。それからペニス全体にかけてをねっとり、丹念に舐め回してくれた。
「どう、かしら……?」
 裏筋に舌を這わせながら、千織が上目遣いで尋ねてくる。
「う、うぁ……おばさん、す、すごく、あったかくて……き、気持ちいい……」
「ふふ、ありがとう。じゃあ、こっちもお願いできるかしら」
 千織は龍星を誘うように艶めかしく腰をよじらせると、大人の女らしくぱんと肉の詰まった豊かな尻を目の前にそっと差し出してきた。
「う、うん」
 龍星はすぐさま肉の隙間に顔を埋めると、とろけた陰部に舌をねじ込んでみせる。
「あら、また大きくなった。本当、若いっていいわね」
「む、むぅん」
 返事もそこそこに、龍星は千織の甘やかな秘貝をひたすら、貪るように味わい続けた。
「もう一回、できる?」
「う、うん!」
 千織の問いかけにも、そう即答する。体力には自信があったし、何よりこの女性(ひと)が相手なら何回でも、無限に射精できそうな気がした。
「くっ……」
 またしても、きついコンドームとの格闘。
「あ、あのね……龍星くん」
 その様子を横目で窺っていた千織が、おずおずと口を開いた。
「そ、その……ごめんなさい、コンドームのサイズ。わたし、勝手にあの人と同じくらいかと思っちゃって……きつい、わよね?」


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[ 2017/10/30 12:00 ] 奪われた女たち 母は、親友と | TB(-) | CM(0)