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愛のすきまで交わって・81

「いやいや、本当に美味しかったです。ごちそうさまでした」
「……お粗末さまです」
 意外なほど行儀よく手を合わせる黛に、希恵子も釣られて普通の挨拶を返した。
 だが、悪い気がしなかったのはほんの束の間。
「では、食後の運動を」
 そう言ってにやりと笑うと、黛がテーブルの下に隠れた足を希恵子に伸ばす。
「……!」
 両膝の間に足を挟まれ、徐々に股を開かれていく感覚が希恵子の下半身に伝わった。
「ちょ、ちょっと……」
「お静かに」
 焦って足を閉じようとする希恵子を強い声で威嚇すると、黛はさらに大きく足を広げながらテーブルクロスの端を持ち上げてみせる。
「っ……!」
 めくれたエプロンの奥に黛の視線を感じて、希恵子が思わず声を詰まらせた。
「ほう、これはいい眺めだ」
 新たな発見をした研究者のような口ぶりで言うと、黛がさらに続ける。
「おや? 何だかひくついてませんか? 奥さんのアソコ」
「なっ! そん、なっ……」
 突然の失礼な一言に、希恵子の表情がぎゅっと固くなった。
「うーむ、暗いせいか、どうもはっきりしませんね」
 希恵子の顔とテーブル下の大股開きをちらちらと見比べながら、黛がいたずらっぽい笑みを浮かべる。
「どれ、もう少しじっくり見てみることにしましょうか」
 そう独りごちると、頭を下げ、ますます視線を希恵子の深部に集中させた。
「ん……んっ……」
 希恵子の口から、こみ上げるような呻きが漏れる。
「ふん、ふん。ほう、ほう」
「っ……」
 わざとらしく呟いて股間から目を離そうとしない黛を、希恵子が鋭い目で睨みつけた。
「ふむ、エプロンがまだちょっと邪魔ですかね」
 黛が希恵子の陰部めがけて、ふーっと息を吹きかける。
「う、うっ……」
 股ぐらに生温かい風を受けて、希恵子が不快そうに身体をもぞつかせた。変に刺激をされたせいか、割れ目がじゅくじゅくと、泡立つような湿り気を帯び始める。
「ん、んんっ、んっ……」
「ふふ……いやいや、これは本当にいい眺めです」
 ヴァギナから淫水がこぼれ出すのを必死に堪える希恵子を、黛が楽しそうに見つめた。


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[ 2018/02/20 11:51 ] 長編NTR 愛のすきまで交わって | TB(-) | CM(0)
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