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奪われた女たち――母は、親友と――・37

 前向きの騎乗位を整えて言うと、乳房に手を伸ばして乳輪の縁をつつ、と撫でた。
「んっ、うぅんっ……!」
 スイッチでも入ったように、千織の腰がうねり始める。
 入口で何度も往復してから、徐々に深部へ。まるで歯磨きでもするように、龍星のペニスを膣全体でまんべんなく咥え込んでいった。
「はっ、んっ、あぁんっ……!」
 快楽を貪る獣のように、千織は腰を振り続けた。
「ふっ、んんっ、あっ、ああぁっ……!」
 筋張った男根をしごき上げるたびに、形のいい両乳がたぷたぷと揺れる。
「ふっ、はあぁんっ! あ、あっ、うっ、うんっ、ああぁっ!」
 甲高い裏声が、刺すように耳をついて友樹の脳髄をえぐった。
(あ、あ、ああ……)
 切ない喘ぎと甘い蜜液をまき散らしながら尻を叩きつけ、必死に男の精を搾り取ろうとする母の姿を、息子はただなすすべもなく見つめる。
「かあ、さん……」
 がっくりと頭を垂らし、息も絶え絶えに母を呼ぶが、当然返事はない。
「くっ……」
 まるで、世界の重力が突然三倍にでもなったような気分だった。地面に引きつけられた足は吸盤のようにべったりと床に張りつき、わずかに持ち上げることすらできそうにない。
「……よし」
 龍星は何かを決めたように呟くと、上半身を起こして千織の背中に腕を回した。
「よっと」
 身体をぴったりくっつけたまま慎重に倒れ込むと、上から押し潰すように体重をかけながらしなやかな肢体をぎゅっと抱きしめてみせる。
「ん……」
 千織の胸に盛り上がった柔肉が、つきたての餅みたいにむにゅんと隙間からはみ出た。
「あのさ、千織さん」
 慈しむようなストロークを繰り返しながら、龍星が呼びかける。
「ん? どうしたの? 龍星くん」
 分厚くて幅広い男の背中をさすりながら、千織が優しく応えた。
「今日は……中に出したい」
「……え?」
 突然の一言に、千織は驚いた様子で目を丸くする。
「そ、それって……」


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[ 2017/11/20 11:34 ] 奪われた女たち 母は、親友と | TB(-) | CM(0)
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