「ふう……」
おそらく大量に射精したのだろう。露木がすっきりした顔で、なおも絶頂の余韻に身悶える咲野子の横に転がる。
「へっへ。年の割にはいいマ○コしてんな。出す時にこう、きゅって締めつけてきやがった。お前、本当は嬉しがってんじゃねえの? ああ、もしかしてあの旦那のチ○ポじゃ足りなくて欲求不満だったとか」
仰向けのままにやついた顔だけを咲野子に向けると、都合のいい軽口をぺらぺらと並べた。
「……も、もういいでしょう? これで、終わりにしてください」
侮辱をやり過ごすと、咲野子は身体の震えを懸命に抑え込みながら露木に交渉を仕掛ける。
「は? 何言ってんの?」
咲野子の言葉をろくに聞きもせず、露木がふんと鼻で笑った。
「たったの一回なんかで終わるわけないじゃん。このところどこかの誰かさんが無駄に答えを引き延ばしてたせいですっげえ溜まってるし」
嘲るような声で「どこかの誰かさん」を強調すると、すぐさま身体を起こして再び咲野子の女体にまとわり始める。
「分かったらさっさとこっちにケツを向けろよ、ほら!」
「や、きゃっ!」
柔道の寝技を思わせる動きで咲野子を引っくり返すと、腰を持ち上げて四つん這いの体勢をとらせた。
「もっと上げろよ。入れらんねえだろ」
脅すように言いながら、咲野子の尻をぺしぺしと叩く。
「は、はい……」
咲野子が観念したようにおずおずと尻を持ち上げ、二つの秘穴を露木の前に晒した。綺麗にすぼまった菊門の下で膣の中を逆流してきたザーメンがどろりとこぼれ落ちるさまが、何とも卑猥に劣情をそそる。
「ひっひ。いいざまだな。いつもお高くとまってたあの咲野子が、空気以下の扱いだった男にケツ穴晒してマ○コから精子を垂れ流してやがる」
口角を釣り上げて下卑た笑いを浮かべると、露木はふと何かを思いついたように身を屈め、咲野子の耳元にぼそぼそと囁きかけた。
「そ、そんな……そんなこと!」
「あぁ? 精一杯奉仕するんだろ? だったらこれくらいのこと、やって当然じゃねえか」
「っ……」
咲野子は訴えかけるような目で露木を見つめたが、自分の意思を一顧だにすらしない相手にそんな行為は無意味と悟ったのか、ぐっと感情を飲み込んで右手を己の股間へと伸ばす。
「ど、どうぞ……」
細くしなやかな人差し指と中指が、鮮やかな桃色に染まる女の入口をくにゅりと開いた。
「さ……咲野子のはしたない淫乱マ○コを、つ、露木様の立派な……お、おチ○ポで、お埋めください……ませ」
羞恥と屈辱で顔を真っ赤にしながら、与えられた台詞を最後まで言い終える。
「ひっひ、そうそう。精一杯やりますとかほざくなら、最低でもそれくらいは言えないとな」
満悦の表情でぺろりと一つ舌なめずりすると、露木は腰をぐい、と前に突き出した。
「まあ、あの咲野子のおねだりだしな。しょうがないから入れてやるか」
もったいぶった調子でそう言うと、目の前のよく熟れた牝穴を押し開くように、ぬらぬらと黒光りした肉棒をねじ込んでいく。
「ん、んんっ……!」
腹の底を突き上げられるような圧迫感に、咲野子が苦しそうな表情で息を詰まらせた。
「おお、こっちからもいいな。中のひだがみっちり吸いついてきて、抜こうとしたらしつこくまとわりついてきやがる」
味わうような動きで腰を振りながら、露木は咲野子の中をじっくり侵食していく。
「あっ、あんっ、んっ、やっ……」
骨ばった男の太腿が打ちつけられるたび、やや小ぶりではあるがぱんと身の詰まった熟尻がぷるぷると細かく波を打った。
「ひっひ。それにしてもいいケツしてやがんなあ。白くて丸くて、柔らかくてよ」
露木が咲野子の尻を、餅でもこねるような手つきですりすりとなで回す。
「ほんと、こんなエロいケツ見てたらなんだかムカついてくるよなあ」
不気味な薄笑いを浮かべたかと思うと、教室で意見を発表する時のように、ゆらりと右腕を上げた。
「なあ、おいっ!」
シミ一つない咲野子の尻っぺたに、痛烈な平手打ちが浴びせられる。
「ひいっ!」
突然の激痛に、咲野子が喉を引き裂かれでもしたかのような悲鳴をあげた。
「お、いい鳴き声だ! ほら、もっと鳴け! そら! そら! そら! そらぁ!」
「ひっ! ひぃっ! いや、いやああぁっ!」
調子に乗った露木が執拗に往復ビンタを食らわせると、咲野子の臀部はみるみるうちに朱に染まり、まるで猿の尻のような見た目へと変わってしまう。
「出すぞ、出すぞ! また中に出すぞ、おら!」
自分の手形で埋め尽くされた咲野子の尻に興奮が高まったのか、露木は大きく足を開くと、膝を直角に曲げた姿勢で本気の挿入を始めた。
「ひ、んっ! んぁあっ! なっ、中は! 中はあぁあっ!」
「おらおらおらおらっ……おらぁっ!」
髪を振り乱して抵抗する咲野子に何ら構うことなく、一方的なピストンでどくどくと膣内に精を放つ。
「ひひ、もうちょい、と」
さらに背中の上にかぶさって寝バックの体勢になると、残り汁を注ぎこむようにかくかくと腰を動かし、いかにも気持ちよさそうな顔で下品に小鼻をひくつかせた。
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