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愛のすきまで交わって・27

「よっ、と」
 黛がいきなり希恵子の頭をわしづかみにして、股ぐらに強く押しつけた。
「ん、んぐっ!」
 喉の奥深くにいきなり汚らわしい異物をねじ込まれ、希恵子の顔が苦しそうに歪む。
「ふふ……」
 綺麗なアーモンド形に開いた口にずぶずぶと埋まる、グロテスクな肉塊。その光景を愉悦に満ちた眼差しで見下ろしながら、黛は口の端を釣り上げるように笑った。
(何で……)
 和臣にもほとんどしたことがない行為を、こんな男にしているのか。
 ぼんやりした疑問とそれに付随する怒りの感情が微かに残ってはいたが、希恵子はそれ以上何も考えることができない。
「ん……うぐ……んっ……」
 しばらくの間、静かなホテルの一室にちゅぱちゅぱというおしゃぶりの音だけが響く。
「ふむ……この体勢もぼちぼち飽きてきましたね」
 希恵子をゆっくり押し倒しながら、黛がまたベッドに乗った。
「あ、そのまま咥えていてください」
 言いながら、横を向いてのシックスナインになるように、器用な動きで身体を回す。
「ふふ、こっちもいい具合ですよ」
 希恵子の股に顔を近づけると、舌先で遊ぶようにちょんちょんとクリトリスをつついた。
「ん……んんっ!」
 無遠慮な刺激を与えられて、希恵子の赤く生々しい肉粒からより芳ばしいメスの臭気が醸し出される。
「どれ」
 じゅわりと濡れ出した希恵子の陰部に、黛が中指と薬指を挿入した。
「よっ、ほっ、と」
 中に入った異物を掻き出すように、二本の刺客を膣の中でうねうねとぬたくり回らせる。
「こんなもんですかね」
 そう言って指を抜くと、鼻息がかかるほどの距離で、希恵子の肉ひだをじっと見つめた。
「お、来た来た」
 白く濁った粘り気のある液体が、穴の奥からどろっとこぼれ落ちる。
「奥さんとヤるとね、普段より精液の出がいいんですよ。ほら、こんなに。見てください」
「っ……!」
 わざとらしい大仰な口調で穴を指差す黛に、希恵子は顔をしかめながら目を逸らした。


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[ 2017/12/20 11:22 ] 長編NTR 愛のすきまで交わって | TB(-) | CM(0)
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