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愛のすきまで交わって・28

「さて、と」
 一息ついた黛が、身体を起こして仰向けに体勢を変えた。
「では、今度は奥さんにまたがってもらうとしましょうか」
 こんがりと陽に焼けた筋肉質の身体をベッドに投げ出し、そう命令する。
「……」
 しばらく黙っていた希恵子が、やがて覚悟を決めたようにしずしずと立ち上がった。
「こ、こう……ですか?」
 足場を決めると、ちょうど股の下に黛の顔が来る配置になる。
「ほう、これはいい眺めだ」
 むっちりした脚にぱんと張りのある尻が織りなす肉のアーチと、その向こうに見える豊かな双子の山脈が、荘厳なまでの迫力で黛に迫った。
「では、そのまま下がって、腰を下ろしてください」
「……」
 希恵子は何も言わずにじりじり後退すると、天に向かってそそり立つ黒ずんだタワーに尻を近づけ、割れ目をあてがう。
「んっ……」
 肉棒がぬるりと侵入して、希恵子の口から切ない吐息が漏れた。
 最初の時にあれほどあったはずの違和感は、ほぼ消えている。
(もう、こんなに……)
 ほんの僅かな時間で自分の性器がすっかり黛の形に変えられてしまったと思うと、希恵子は何とも悔しく、情けない心持ちになった。
「ふぅ……なかなかいいですよ。じゃあ奥さん、好きに動いてください。私はしばらくの間、そのやらしい格好をじっくり鑑賞させてもらいますので」
「え? そ、そんな……」
 黛が指示すると、希恵子は目だけを前に向け、何か言いたそうに声を詰まらせる。
「あれ? それとも突いてほしいんですか? あ、もしかして奥さん、実はこいつがすっかりお気に入りとか」
 茶化すように言いながら、黛が希恵子の中で肉棒をくいくいと持ち上げてみせた。
「い、いいえ、そんな」
 黛の言葉を否定するように、希恵子はすぐさま腰を動かし始める。
 とにかく今すべきは、この男を気の済むまで射精させてやること。ただ、それだけ。
「んっ……つっ……うぅっ……」
 希恵子がゆっくりと、慎重に腰を上下させた。先端から根元まで、全体をみっちりこすっているせいか、一回のストロークがこれまでよりも長く感じられる。
「おっほ。これもまたいいですね。大きなおっぱいがたぷたぷ揺れて、いや、壮観壮観」
「……」
 冷やかす黛を無視して、希恵子はなおも一心不乱に腰をくねらせ続けた。
「ふっ、んんっ、あっ、ああぁっ……!」
 結合部がまる見えの状態で甘美な声をあげながら、ひたすら自分の尻を叩きつけ、黛の精を搾り取ろうと必死に一物をしごいていく。


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[ 2017/12/21 11:35 ] 長編NTR 愛のすきまで交わって | TB(-) | CM(0)
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