「ずるいよなー、友樹は。こんなに綺麗で優しい母さんがいてさ」
わざと外に聞こえるような大声で言い放つと、龍星はチャックでもするように千織の秘所を舌でなぞり始める。
「ん、んんっ……」
愛液とは名ばかりの淫らな汁が、女の穴からひたひたと滴り落ちた。
「でもあいつは千織さんに手を出せない。こんな風に一緒にお風呂に入ったりも、オマ○コを味わったりもできないんだ。もちろん……」
そこでいったん言葉を切ると、龍星は小刻みに舌を回転させ、千織の弱いところを集中的に責める。
「ん、んんっ……あっ、あぁっ、あぁああん!」
「こうやって、たっぷりイかせてあげることもね」
よがる千織とガラスの向こうを交互に見比べながら、龍星は勝ち誇るように口の片端を釣り上げてみせた。
「うっ、あぅ……うぅ……」
肉々しい女体を揺らしながら、千織が声を震わせる。
(わたし、何てことを……友樹が、息子が見ているのに……)
まだ続く絶頂の余韻と言い知れぬ罪悪感の狭間に、愛する息子の顔がぼんやりと浮かんだ。
「ほら、こっちも」
千織を下がらせて中腰にさせると、龍星はゆっくり尻を浮かせた。潜望鏡のように水面から飛び出した一物が、ちゃぷんと音を立てて勇ましく天に反り立つ。
「おっぱいで挟んでよ。たっぷりとつばを垂らす感じでよろしく」
軽い調子で言うと、龍星はそそり立つペニスを千織の鼻先へ、インタビューマイクのようにぬっと突きつけてきた。
「っ……」
千織は少し躊躇したが、やがて龍星の男性自身を両手で覆うようにそっとつかむ。温もりと呼ぶには熱すぎる体温が掌を伝って、瞬く間に脳髄へ上った。
「う、んんっ……」
指示通りペニスを胸の谷間に挟み込むと、唾液を垂らしながら上下左右に擦ってやる。
「お、うお……そ、そう、そう。いいよ、千織さん」
先走りの漏れる鈴口や、毒キノコのようにぱんと張ったエラが乳肉に包まれるたび、龍星はとろけた表情で気持ちよさそうに声をあげた。
「んっ……んんっ……」
千織が動くたびに胸の中の男根は硬度を増し、今にも破裂しそうなほど膨張していく。青筋走った剛直から湧き立つむわっとした臭気に、欲情はさらにかきたてられていった。
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