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寝取られ・寝取り・寝取らせなどをテーマに官能小説を書いています

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愛のすきまで交わって・30

「そうそう。やればできるじゃありませんか、奥さん」
「そ、そんなこと、は……」
 したり顔で笑う黛に、希恵子は目の置き場がなさそうに首を横に向ける。
「ふふ」
 隙を突くように、黛が無防備にさらけ出された耳へと舌を伸ばした。
「ひっ!」
 希恵子のあごがびくっと跳ね上がり、背筋には不快な怖気がぞくぞくと走る。
「おお、こんなところまでいい味なんですね、奥さんは」
 耳の縁を舐め回し、穴に舌をねじ込み、耳たぶをくにくにと甘噛みしながら言うと、
「はい、こっちも」
 黛は希恵子の首をひょいとひねって、もう一方の耳も同じようにたっぷりとねぶり尽くしてみせた。
「う、う、うぅん……」
 気持ちよさと気持ち悪さを同時に味わわされ、希恵子がもじもじと身体をくねらせる。
「さて、ではそろそろイくとしましょうかね」
 言い放つと、黛はいよいよ力を入れて希恵子の尻をわしづかみにした。
「ひぐっ!」
「ほら、もっとくっついてください」
 喘ぐ希恵子の腕を首に絡めながら、さらにピッチを上げてラストスパートをかける。
「そら、出しますよ。また、中に出します。全部受け止めてください」
「んっ! んんっ! んぁっ! あっ! あぁあっ!」
 射精へのカウントダウンを存分に堪能する黛に対して、希恵子は訳も分からず、ただ嬌声を張り上げながら腰を振るばかり。
「ふぉっ……と」
 ほどなく、黛の白い花火がたっぷり打ち上げられ、
「んっ! あっ! あぁっ! ああああぁっ!」
 同時に絶頂を迎えた希恵子が、糸の切れた操り人形のようにがくんと崩れた。
「おっと」
 太く鍛えられた腕で落ちた身体を支えると、
「よかったですよ、奥さん。固かった穴もすっかりなじんで、実にいい感じでした」
 黛は射精の余韻を楽しみながら、そっと語りかけるように希恵子へ耳打ちする。
「……」
 希恵子は、何も答えられない。
「ふふ、すっかりとろけてしまいましたね、奥さん。ではもう少しこのまま抱き合ってから、二人でシャワーを浴びることにしましょうか」
「……はい……」
 もはや思考もままならぬ希恵子にできるのは、ヴァギナに肉棒を呑み込んだまま、黛の肩にそっとしなだれかかることくらいであった。


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[ 2017/12/23 11:03 ] 長編NTR 愛のすきまで交わって | TB(-) | CM(0)

愛のすきまで交わって・29

「ふむ……」
 だが、いくらやっても黛の反応は冷ややかだった。
「やれやれ、これじゃあいつまで経っても終わりそうにないですね」
 呆れたような調子で言い放つと、何ともつまらなそうな顔でぴくりと小鼻を動かす。
「え、えぇ?」
 希恵子は思わず声をあげ、黛を正面から見据えた。
「動きが遅いし、一本調子なんでね。刺激不足です。もっと本気でイかせてください」
 訴えるような希恵子の視線など意にも介さず、黛はあっさりそう言い捨てる。
「そ、そんな……これ以上なんて、どうすれば……」
 希恵子のグラインドが徐々に減速して、やがて電池が切れたようにぴたりと止まった。
「……まあ、奥さんくらいの経験値なら最初はこんなもんですかね」
 黛は仕方なさそうに身体を起こすと、希恵子の上半身を胸の中に抱き寄せる。
「むんっ」
 脇から腕を回して胴体に巻きつけると、挟み込むようにぎゅっと強く締めつけた。
「きゃっ!」
 希恵子が大きな声を出した。慣れない抱かれ方をされたせいか、これまでとはかなり感触が違う。
「さ、これでどうです? 私も動くんで、合わせてください」
「ん、あ……は、はい」
 上半身をがっちりホールドしたままずんずん突き上げてくる黛に、希恵子はやっとそれだけ答えてまた腰を振り始めた。
「ふふ、おっぱいやお尻はもちろんですが、背中もすべすべで気持ちいいですね、奥さんは。あと首筋のこの匂い、凄く好きです。嗅いでいるだけで何だかムラムラしてきます」
 希恵子の耳元で囁きながら、黛がエサをもらった犬みたいにくんくんと鼻を鳴らす。
「や、やだっ……」
 黛を押しのけようと、希恵子が浮かせていた腕に力を入れた。
「おっと」
 しかし黛はすぐさま、挿入が外れないぎりぎりの高さまで希恵子を持ち上げると、
「ふんっ!」
 下ろすと同時に、屹立したペニスを奥の奥まで力一杯突き込んでみせた。
「ああああああっ!」
 希恵子が首をぶんぶんと横に振って叫ぶ。電気ショックでも受けたような衝撃に、頭の奥がちりちりと焼けるように痺れた。
「ふふ、今のは少し効きましたかね。さ、続けますよ」
 意地の悪い笑みを頬にたたえながら、黛が希恵子の大きな尻をがっしとつかんでさらに強い抽送を始める。
「んっ、んんっ!」
 すると、今のひと突きでスイッチが入ったように、希恵子の動きが急に滑らかになった。
「あ、あっ、うっ、んぁっ!」
 上下運動は時間が経つにつれて勢いをつけ、ついには乳房がちぎれそうなほど揺れるまでに加速していく。
 恥もある。
 怒りだって、決して消えはしない。
 だが、希恵子の中に蠢くメスの欲望は、今やそれを遥かに凌駕する勢いで増殖していた。


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[ 2017/12/22 11:32 ] 長編NTR 愛のすきまで交わって | TB(-) | CM(0)

愛のすきまで交わって・28

「さて、と」
 一息ついた黛が、身体を起こして仰向けに体勢を変えた。
「では、今度は奥さんにまたがってもらうとしましょうか」
 こんがりと陽に焼けた筋肉質の身体をベッドに投げ出し、そう命令する。
「……」
 しばらく黙っていた希恵子が、やがて覚悟を決めたようにしずしずと立ち上がった。
「こ、こう……ですか?」
 足場を決めると、ちょうど股の下に黛の顔が来る配置になる。
「ほう、これはいい眺めだ」
 むっちりした脚にぱんと張りのある尻が織りなす肉のアーチと、その向こうに見える豊かな双子の山脈が、荘厳なまでの迫力で黛に迫った。
「では、そのまま下がって、腰を下ろしてください」
「……」
 希恵子は何も言わずにじりじり後退すると、天に向かってそそり立つ黒ずんだタワーに尻を近づけ、割れ目をあてがう。
「んっ……」
 肉棒がぬるりと侵入して、希恵子の口から切ない吐息が漏れた。
 最初の時にあれほどあったはずの違和感は、ほぼ消えている。
(もう、こんなに……)
 ほんの僅かな時間で自分の性器がすっかり黛の形に変えられてしまったと思うと、希恵子は何とも悔しく、情けない心持ちになった。
「ふぅ……なかなかいいですよ。じゃあ奥さん、好きに動いてください。私はしばらくの間、そのやらしい格好をじっくり鑑賞させてもらいますので」
「え? そ、そんな……」
 黛が指示すると、希恵子は目だけを前に向け、何か言いたそうに声を詰まらせる。
「あれ? それとも突いてほしいんですか? あ、もしかして奥さん、実はこいつがすっかりお気に入りとか」
 茶化すように言いながら、黛が希恵子の中で肉棒をくいくいと持ち上げてみせた。
「い、いいえ、そんな」
 黛の言葉を否定するように、希恵子はすぐさま腰を動かし始める。
 とにかく今すべきは、この男を気の済むまで射精させてやること。ただ、それだけ。
「んっ……つっ……うぅっ……」
 希恵子がゆっくりと、慎重に腰を上下させた。先端から根元まで、全体をみっちりこすっているせいか、一回のストロークがこれまでよりも長く感じられる。
「おっほ。これもまたいいですね。大きなおっぱいがたぷたぷ揺れて、いや、壮観壮観」
「……」
 冷やかす黛を無視して、希恵子はなおも一心不乱に腰をくねらせ続けた。
「ふっ、んんっ、あっ、ああぁっ……!」
 結合部がまる見えの状態で甘美な声をあげながら、ひたすら自分の尻を叩きつけ、黛の精を搾り取ろうと必死に一物をしごいていく。


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[ 2017/12/21 11:35 ] 長編NTR 愛のすきまで交わって | TB(-) | CM(0)

愛のすきまで交わって・27

「よっ、と」
 黛がいきなり希恵子の頭をわしづかみにして、股ぐらに強く押しつけた。
「ん、んぐっ!」
 喉の奥深くにいきなり汚らわしい異物をねじ込まれ、希恵子の顔が苦しそうに歪む。
「ふふ……」
 綺麗なアーモンド形に開いた口にずぶずぶと埋まる、グロテスクな肉塊。その光景を愉悦に満ちた眼差しで見下ろしながら、黛は口の端を釣り上げるように笑った。
(何で……)
 和臣にもほとんどしたことがない行為を、こんな男にしているのか。
 ぼんやりした疑問とそれに付随する怒りの感情が微かに残ってはいたが、希恵子はそれ以上何も考えることができない。
「ん……うぐ……んっ……」
 しばらくの間、静かなホテルの一室にちゅぱちゅぱというおしゃぶりの音だけが響く。
「ふむ……この体勢もぼちぼち飽きてきましたね」
 希恵子をゆっくり押し倒しながら、黛がまたベッドに乗った。
「あ、そのまま咥えていてください」
 言いながら、横を向いてのシックスナインになるように、器用な動きで身体を回す。
「ふふ、こっちもいい具合ですよ」
 希恵子の股に顔を近づけると、舌先で遊ぶようにちょんちょんとクリトリスをつついた。
「ん……んんっ!」
 無遠慮な刺激を与えられて、希恵子の赤く生々しい肉粒からより芳ばしいメスの臭気が醸し出される。
「どれ」
 じゅわりと濡れ出した希恵子の陰部に、黛が中指と薬指を挿入した。
「よっ、ほっ、と」
 中に入った異物を掻き出すように、二本の刺客を膣の中でうねうねとぬたくり回らせる。
「こんなもんですかね」
 そう言って指を抜くと、鼻息がかかるほどの距離で、希恵子の肉ひだをじっと見つめた。
「お、来た来た」
 白く濁った粘り気のある液体が、穴の奥からどろっとこぼれ落ちる。
「奥さんとヤるとね、普段より精液の出がいいんですよ。ほら、こんなに。見てください」
「っ……!」
 わざとらしい大仰な口調で穴を指差す黛に、希恵子は顔をしかめながら目を逸らした。


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[ 2017/12/20 11:22 ] 長編NTR 愛のすきまで交わって | TB(-) | CM(0)

愛のすきまで交わって・26

「それに、こっちも」
 腰の動きを止めないまま、希恵子の背中にのしかかる。
 長い腕の伸びた先は、ぶるぶると揺れながら垂れ下がる二つの大きな肉塊。
「ほら、びんびんに立ってる。感じてるんでしょ?」
 親指と人差し指で希恵子の乳首を摘むと、牛の乳でも絞るような動きでぐいぐいと下へ引き伸ばしてみせる。
「ひ、ひぃっ!」
「ほら、答えてください。どうなんです?」
 悲鳴をあげる希恵子の首筋にあごを乗せ、黛がさらに問い詰めた。
「そ、そんな、感じてなんか、ない……です」
 力なく否定した希恵子だが、吐いた言葉と身体の反応はまるで逆。
「おや、そうですか。まあそういうことにしておきますかね。では、続けますよ」
 余裕の口ぶりでそんなことを言うと、黛は再び激しく腰を打ちつけ始めた。
 初め緩慢だったその速度は、やがてスパンキングでもしているような破裂音を立てるまでにぐんぐん上昇していく。
「ほら、イけ! イけ!」
「んっ! んあぁっ! あっ、あああっ!」
 淫靡、かつ卑猥なハーモニーを奏でながら、二人の交わりが最高潮へと達した。
 ――そして。
「うっ……くっ……」
「あっ、あぁっ、あああっ!」
 またも、中出し。
 どくどくという効果音でも聞こえてきそうな迸りが黛のペニスを飛び出し、希恵子の中へとぶちまけられる。
「あ、あぁ……」
 希恵子が力尽きたように崩れ落ち、どさりとベッドに沈んだ。
「ふう……やれやれ、また随分と出ましたね、これは」
 床に下りた黛が、すっきりと清々しい表情で天を仰ぐ。
「ほら、何してるんですか? 奥さん」
 ほんの数回で乱れた呼吸を整えると、ぺろんと剥き出しになった希恵子の尻を、バスケットボールでもドリブルするようにぺしぺしと叩いた。
「さっさと掃除してくださいよ、これ」
「ん……んん……」
 半分意識の飛んだ状態でよろよろベッドの縁に座り直すと、希恵子はそそり立つ黛の男根に舌を這わせ、促されるままに奉仕を始める。


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[ 2017/12/19 11:59 ] 長編NTR 愛のすきまで交わって | TB(-) | CM(0)