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愛のすきまで交わって・17

「こ、こんな、おっきいの……」
「え?」
 きょとんとした顔で、黛が聞き返した。
「あ……い、いえ、その、コンドーム、付けてくださるんですよね?」
「ん? 奥さん、今日危ない日なんですか?」
 精一杯の強い語調で避妊を要求する希恵子に、黛はとぼけた調子で逆に質問を返す。
「い、いえ、そうでは、ないですけど……」
「ああ、そうですか。それなら問題ありません」
 馬鹿正直に答える希恵子にそう言うと、黛は薄黒い肉棒をぐりぐりと、挨拶でもするように穴の入口へこすりつけた。
「とりあえず今日のところはいいアフターピルがあるんでお譲りしましょう。今後については奥さんがピルを飲んでおいてください。自分でやるのが不安ならいい医者を紹介します。私のセックスはナマの中出しが基本なんですが、今までその手のヘマはしたことがないのでどうぞご心配なく。子供が何かと面倒なのは十分承知してますので」
 入りかけの位置を器用に保ったまま、カウンセリングでもするように朗々と語る。
「じゃあそういうことで、このまま入れますよ、奥さん。いいですね?」
「え……?」
「いいですね?」
「え……え、でも……」
「じゃあ、いきますよ」
 迷う希恵子を強引に押し切ると、黛はそれ以上相手に考える時間を与えないように、一気に深く腰を入れた。
「ふんっ……!」
 熱く猛った男のドリルが、肉のトンネルをぎりぎりかき分けるように切り開いていく。
「んっ……あっ! あぁっ!」
 希恵子が、思わず大きな声を出した。
 それは怒りか、嘆きか、それとも――興奮か。
 もはや自分でも識別することのできない感情が、真っ白になった頭の中でぐるぐると暴れる。
「……おや?」
 根元までぎっちりと挿入を済ませたところで、黛が動きを止めた。
 希恵子の中に収まった陰茎を下腹部の筋肉だけでくいくい上下させると、センサーのように膣の具合を探っていく。
「随分固いですね、この穴。ほぐれてないというか、こなれてないというか……」
 品のない調査結果を口にすると、黛は希恵子の感触を確かめるように、何度かペニスを出し入れした。


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[ 2017/12/10 11:39 ] 長編NTR 愛のすきまで交わって | TB(-) | CM(0)
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