NTR文芸館

寝取られ・寝取り・寝取らせなどをテーマに官能小説を書いています

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出会いはNTR系ストーリーの宝庫!

プチNTR14~いつまでもずっと、君のそばに~

「お別れだよ、聡美(さとみ)。僕が死んでも……君は、ずっと元気でいてね……」
 やせこけた夫が、最後の力を振り絞って妻に別れを告げる。
「いやよ、そんなの! わたしずっと周一(しゅういち)さんと一緒がいい! あなたなしの人生なんて考えられない! だから死なないで! 死なないで、周一さん!」
 涙で顔をくしゃくしゃにした妻が、すがるように夫の手を握った。
「……仙田(せんだ)周一さん。十二時三十四分、ご臨終です」
 傍らで黙々と自分の仕事を続けていた医師が、事務的な口調で最後の務めを果たす。
「わたし、周一さんのこと絶対忘れないから! ずっと、いつまでもずっと、あなたと一緒にいるから! うわあああああん!」
 永遠の愛を叫びながら、妻はいつまでもベッドの上で泣き崩れていた。

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[ 2023/05/13 21:03 ] プチNTR | TB(-) | CM(0)

NTR風画像・8




彼女と間男がいちゃついてる現場に変装(?)した彼氏が登場、という展開でしょうか。

彼氏の呆然とした感じがよく伝わってくる、味わい深い一枚ですね(笑)。

[ 2020/07/24 10:57 ] NTR風画像 | TB(-) | CM(0)

NTRジョーク・11

 新発明

 アメリカのある大学病院の産婦人科医が、新しい機械を発明した。それは出産時の母親の痛みを父親に分けることができるという画期的な最新マシンだった。つまり、出産時の痛みを一〇〇%とすると、そのツマミの調節によって例えば三〇%を父親が肩代わりできるというようなことが可能になるのだった。医者はこれから出産に臨む夫婦に言った。
「それではまず父親側の負担を一〇%、母親側の負担を九〇%でやってみましょう」
 医者は正直なところ、これでも父親が耐えられるかどうか不安だった。しかし、父親はなんともないようだった。
「では父親側の負担を三〇%に上げようと思います」
 医者はツマミを回した。しかし、父親はまったく平気のようだった。
 医者は続いて五〇%で試してみた。しかし、やはり父親は大丈夫だった。
 結局、最後には一〇〇%父親側の負担にしてみたが、それでも父親が痛みを訴えることはなかった。おかげで母親はまったくの無痛で出産することができたのである。夫婦は大変喜んで医者に何度もお礼を言った。
 数日後、その母親が退院して自宅へ帰ると、隣の家では葬式が行われていた。聞けば、先日、そこの旦那が突然烈しい腹痛を訴え、謎の悶絶死を遂げたのだという。


              ――『世界反米ジョーク集』(早坂隆)より――
[ 2018/11/05 10:07 ] NTRジョーク | TB(-) | CM(0)

ありがとうございました

「愛のすきまで交わって」、無事に掲載終了いたしました。

販売開始からだいぶ経ったのでそろそろいいかと思ったのですが、過去作をそのまま載せるのはちょっと恥ずかしいものがありますね。読んだそばから書き直しの誘惑にかられて、抑え込むのが大変でした(苦笑)。やはり、常に新作を出し続けること。これが大事です。

というわけで新作なのですが、これがまたなかなか思うように進んでくれません(泣)。できるだけ早く仕上げて発表したいのはやまやまなんですが、例によって「アイデアだけはいっぱい」状態なのでもう少し時間がかかりそうです。申し訳ありませんが、どうか気長にお待ちいただければと思います。

では、今後もNTR文芸館をよろしくお願いいたしますm(_ _)m
[ 2018/03/07 11:50 ] お知らせ | TB(-) | CM(0)

愛のすきまで交わって(再)

愛のすきまで交わって
愛のすきまで交わって



――あの人が、借金をしていた――

二十八歳の人妻・希恵子は、夫・和臣の借金を肩代わりするという黛に迫られ、三ヶ月間だけ身体を許すことになった。

優しくて温和な和臣とは対照的な黛に嫌悪感を覚える希恵子だが、交わりを重ねるごとに淫らな痴態を晒していくことになり……。


42字×14行で256ページ(本文254ページ)となっております。

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[ 2018/03/06 11:27 ] 長編NTR 愛のすきまで交わって | TB(-) | CM(0)

愛のすきまで交わって・94(完)

「ん……」
 そっとまぶたを下ろした希恵子が、黛の唇を優しく受け入れる。
 ちゅ、と小さな音がして、希恵子は自分の口唇が何度かついばまれるのを感じた。
 すぐに、黛が侵入してくる。
 舌が絡み合い、唾液が交換されて、ぐちゃぐちゃと混ざり合っていくような感覚が口全体に広がった。
 それは、頭の芯がぼーっとするほど濃厚でねっとりとした、フレンチ・キス。
「んっ……んんっ……ん……」
「……」
 まるで恋人同士がするようなその口づけを、希恵子は目を閉じたまま、そして黛は瞬き一つすることなしに、いつまでもいつまでも堪能する。
 やがて、糸を引くように二人の唇が離れた。
「っ……」
 希恵子はファーストキスを済ませた少女のように頬を赤らめ、
「……」
 黛はそんな希恵子の態度をどこか醒めた感じの目でじっと観察する。
 甘いような、苦いような。温かいような、冷たいような。
 何とも複雑で微妙な時間が、狭い1LDKのこじんまりした玄関に流れた。
「では」
 黛の口が、開く。
「私は、これで」
 無感情な低音で希恵子に囁きかけると、見切りをつけたようにさっと踵を返した。
「もうお会いすることもないでしょう。お元気で」
 背中を向けたままそれだけ言い残すと、扉を開けて外に出る。
 すぐに聞こえ始めた騒がしいエンジン音が、少しずつ遠ざかり、そして消えた。
 古沢家に、元通り穏やかな昼下がりの静寂が戻る。
「……」
 一人残された希恵子は、玄関先に呆然と立ち尽くすばかり。
 自分に、何が起きたのか。
 自分は、何をしたのか。
 焦点の合わない目で、黛の去った跡をただぼんやりと見つめる。
 だが、その時。
(あ……)
 下着から染み出した愛液の雫が太股の内側をすーっと伝い落ちていく感触を、希恵子は白く濁った頭の隅ではっきりと自覚していた。


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[ 2018/03/05 11:27 ] 長編NTR 愛のすきまで交わって | TB(-) | CM(0)